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今日のお気に入りの一枚。
私はこういう“あお”が好き。

ポカリスウェットの“地球缶”のような雲。

本当にきれいなそらだった。

勉強しながら、いつのまにかうたたねしてしまった午後。
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薄日が差してきたので、窓の外を見てみると、空一面の雲がみんな同じ速度で横に動いていた。

遠くまで同じように並んだ雲、くも、クモ。

薄い光が雲に当たって、ちょっといつもとは違った写真になった。
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ひさびさの“空写真”。

私が眺める空は、電線や家々の屋根が連なっている景色だけれど、それでも眺めていたいと思う。

そらにはとんぼが飛び、隣の庭にある、柑橘系の実がなる木には、蝶が蜜を吸いにやってくる。

蝉が鳴かなくなった昼間、外はとても静か。

夏以外は当たり前のことなのに…

太陽は、山の向こうではなく、雲の中に沈んでいった。
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世間は三連休中日。
お天気もよくて、行楽日和らしい。

相方は今日も明日も出勤。

ご苦労さまです。

窓の外は、寒すぎず、暑すぎず、ちょうどいい温度。

青い空に、雲がぽこぽこと気持ちいい。

夜は満月。
中秋の名月は見られそうだね。
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このぐらいの時間になると、どうしても、窓辺に吸い寄せられてしまう。

写真には写らなかったが、今日は遠くに富士山が見えた。

こんな遠くにいても、見えるんだぁ…

夜、ドラマを見る。

そのセリフの中に

“将来や先のことばかり考えて、今しかできないことをおろそかにしない。自分の目や耳でしっかり見る、聞く。そこには今しかないものがたくさんあるんだから”

というようなものがあった。

将来や先のことを考えるのも大切だと思う。

でも、“今”があって、“将来”がある。

ぼーっ…と窓の外ばかり眺めているのもなぁ…と時々思ったりもするけど、それもいいんだ、と思えた。
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窓の外には、絵に描いたような空。

美術は苦手だったけど、中学校の美術の教科書に載っていた、ルネ・マグリットが描く絵は大好きで、よく眺めていた。

水色の空にフランスパンが浮かんでいたりするような抽象的な絵。。

作者は浮かんでいる雲が、フランスパンのように見えたのだろうか…

意味はわからなくても、直観的に“好き”と感じる。

そんな空の色。
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今日は、住宅地から見上げる空ではなく、緑いっぱいの中から見上げる空。

もう9月半ばだというのに、真っ青な空、もくもくと真っ白な雲、陽はカンカン照り。。
そしていろんな蝉の声。

今年の夏を締めるためにやってきた、緑の“休暇”村。
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最近、仕事が終わるのが遅かったり、夕焼けの時間に窓の外が見えない室内にいたり、天気が悪かったり…で、空の写真を撮っていなかったことに気付く。

そうやって、空を眺める時間が自分にとって必要な時間なんだなぁ…と改めて思う。

そして、ものすごく贅沢な時間の使い方で、過ごし方だな…って。

時間に終われ、毎日を忙しく過ごしていると忘れてしまうもの。。

まだ、実家の親元にいて、夕飯の支度のことなんて考えなくてよかった時代、夏から秋にかけての夕方のこの時間、私はこうやって、自室の窓の外を眺めて過ごしていた。

夕風に吹かれ、少しずつ増えていく虫の声を聴きながら、だんだん暗くなっていく空を眺めているのが大好きだった。

一瞬のうちに空がものすごい夕焼けに染まる。本当にすごい。
空一面がサーモンピンク色だ。そして、また一瞬にして陽が沈む。その所要時間、わずか10分足らず。

そんな一部始終をぼーっ…と見ながら、窓辺に座り、思った。

一日の終わり。
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窓の外は、さっきよりいくらか静かになった。

夕焼けと、台風が運んできた真っ黒い雲。

今日は手に届きそうなくらい低い位置を漂っている、いつもは空高くにある雲。